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目立ちにくい矯正法の一つである、裏側矯正のメリット・デメリットをまとめました。
裏側矯正のメリットは、外から矯正装置が見えないこと。装置はすべて歯の裏側につけるので、人の視線を気にすること無くストレスフリーで治療が始められます。
装着後は人にもよりますが早ければ数ヶ月で、キレイな歯並びを披露できるのも嬉しいところ。モデル・接客業・営業職など、仕事柄表側に装置をつけられない人たちからも、裏側矯正は重宝されています
通常の表側矯正では、装置をつけるために歯の表面のエナメル質に傷がついてしまうことがあります。しかし、裏側矯正では歯の表面は削る必要がないので、歯の光沢をしっかり守ることが可能です。
見た目の美しさはもちろん、虫歯になりにくいのも裏側矯正の魅力のひとつです。裏側矯正では、装置が常に唾液にふれる=洗浄されて常に循環しているため、表側より虫歯のリスクが低くなります。
また、歯の最外層のエナメル質も表側に比べ厚く、虫歯の元になる細菌が作る酸に対する抵抗力も高いのです。
出っ歯の改善には、表側矯正より裏側が効果的。裏側矯正は奥歯が前に動きにくい特性があり、それによって前歯が引っ込みやすくなるのです。
出っ歯の原因のひとつに舌で歯の裏を押す癖がありますが、裏側矯正なら裏側矯正なら自然と舌により歯を押す癖を改善へ導き、この舌癖の改善により矯正終了後の後戻りのリスクも下げる事ができます。
歯の裏に装置をつけるので舌を歯の裏にあてて発音する、さ行・た行・ら行などの発音がしにくくなることも。最初は食事や歯磨きもしづらい場合がありますが、慣れてしまえばほとんどの方が通常と変わらずに過ごせます。
表側矯正と同様に食事がしにくくなったり、裏側に装置があるため、歯磨きもしにくくなります。
一般的な表側矯正では70〜120万円ほどかかるのに対して、裏側矯正の相場は100〜150万円ほど。表側矯正用の装置が使えず、また、高度な技術や特殊な作業が必要になるため、その分、費用は高くなります。
裏側矯正では治療できない症例は基本的には無いとされています。ただ、裏側矯正は歯列矯正の中でも技術力と歯がどのように動いてくるかをイメージするドクターのセンスを必要とし、難易度の高い矯正の方法といわれています。
そのため、裏側矯正自体を行っていない歯科クリニックも多く、歯の表側全面をワイヤーで固める表側矯正の方が一般的となっています。
歯は歳を重ねるごとに老化し、ケアを怠れば、抜けてしまうこともありますが、大事にすれば一生を共にすることもできるのです。歯のある生活とない生活では身体全体の健康寿命にも関わってくるといわれています。
矯正には歳を重ねても歯の健康を損なわず、それ以上に体や歯を健康に保つ、自分の歯で食べ咀嚼し生きるために行う治療でもあります。歯の一生を考えた治療にもかかわらず、高額なコストをかけ歯の健康寿命を損なってしまったら本末転倒というもの。そうならないためにも歯科矯正を行うクリニックは慎重に吟味しましょう。
歯の矯正というと、結構なお金がかかるものとイメージしている人も多いのではないでしょうか?確かに、虫歯の治療と比較すると、基本的に歯列矯正は高額な口コミ・評判を必要とするものです。
本題の「裏側矯正で保険はきくの?」ですが、残念ながら裏側矯正に保険適用はされません。
歯列矯正は保険の分野において、病気ではなく歯の並びを整えて美しくみせる美容目的という認識だからです。
しかし、どんな矯正にも保険が適用されないという訳ではありません。
例えば顎変形症などの顎や骨の変形がみられる場合、または、唇顎口蓋裂などの先天性疾患を患っている場合です。
これらは治療するにあたり外科的治療(手術など)が必要となってくるため、術前・術後の矯正治療に保険の適用が認められています。
ただ外科的治療でも、保険が適用されるのは表側矯正のみ。裏側矯正を選ぶと矯正費用の保険適用はおろか、外科的治療の保険も適用外となってしまうのです。
そのため歯列矯正を検討する際は、自身の予算をしっかり確認したうえで治療を受けるようにしてください。
裏側矯正は歯の裏に矯正器具を装着し歯列をキレイに整えるものなので、普通に生活しているぶんには他人に矯正をしていることを気づかれることはないでしょう。矯正器具を他人の目に晒したくないという人が行う矯正方法としておすすめです。
芸能的な活動をしている人や営業職の人、接客業を生業としている人にもおすすめの治療法といえるでしょう。
吉祥寺周辺で、裏側矯正を行っている歯科クリニックを治療法の特徴とあわせて紹介します。
吉祥寺エル矯正歯科では、歯の舌側に装置をつける見えづらい・目立ちにくい矯正治療を行っています。治療期間は、表側矯正と同様の1年半〜2年で、見た目を気にすることなく、治療を受けられるメリットがあります。長年、裏側矯正の治療に従事してきた医師が在籍しています。
見えにくい装置を上手く利用し、治療期間が長引かないように独自の治療方法を行っています。裏側矯正でも、出来る限り約2年~2年半で治療が終了するように治療を目指しています。上顎のみ裏側矯正で下顎は外側に装着するハーフリンガルも対応。
矯正治療を受けていることがわかりにくい矯正法で、歯の裏側に金属製のワイヤーをあてる舌側矯正(ぜっそくきょうせい)にも対応しています。
※公式サイトに詳細な記載はないものの、裏側矯正は行っているようです。矯正を希望される人は、直接ひおき矯正歯科にお問い合わせください。
矯正装置が見えてしまうことが気になる方は、裏側から装置をつけることも可能です。上下とも裏側に装置をつけると、人から気付かれることなく矯正治療ができますし、上は裏側、下は表側から装置をつけるハーフリンガルも対応しています。
※公式サイトに詳細な記載はないものの、月に2回ほど「矯正の日」を設けて治療を行っているようです。矯正を希望される人は、直接アクアデンタルクリニックにお問い合わせください。
※公式サイトに詳細な記載はないものの、裏側矯正を行っているようです。矯正を希望される人は、直接トシデンタルクリニック吉祥寺にお問い合わせください。
※公式サイトに詳細な記載はないものの、裏側矯正のリンガル(舌側ブラケット)に対応しています。矯正を希望される人は、直接黒田クリスタル歯科にお問い合わせください。
ブラケットとワイヤーを歯の裏側に付けるため、装置は歯に隠れて見えません。矯正装置が見えるのが気になる方や、職業柄表側にブラケットを装着できない方に向いている治療法です。
こちらのクリニックでは、基本的に抜歯をせず、矯正治療を行います。歯を抜かないことによって、矯正装置は薄く、奥歯に金具を付ける必要がないため、舌の違和感が格段に減少し、話しづらさや食べにくさなども大幅に軽減できます。より、大きな装置を付けたり、奥歯まで金具を付けたりする必要がなくなります。
吉祥寺の裏側矯正クリニックは西口に多い特徴があり、中には駅から直結で徒歩0分のクリニックもあります。
駅近のクリニックは天気が悪い時にも通いやすいのが魅力だといえるでしょう。
サンロード内やその近くにあるクリニックも多いです。吉祥寺のサンロードといえば、約300メートルの長さを持つ商店街で、吉祥寺のメインストリートともいわれています。1971年の創業以降、吉祥寺周辺に住んでる人たちに愛されている商店街です。
午後5時以降になるとスクリーンを活用した映像や色彩などが映し出されることもあり、これを楽しみに遅い時間帯に買い物に来る方もいるようです。
吉祥寺の裏側矯正クリニックの中には、午後5時以降も営業しているクリニックもあるので、そういったものを楽しみにしながら通うのも楽しいですね。
地元の人はもちろんのこと、駅から近いクリニックが多いため仕事帰りに寄って帰ったり、休みの日に吉祥寺に遊びに行くついでに利用するのもおすすめです。
吉祥寺の裏側矯正クリニックの数はそこそこ多いといえます。ただ、他の地域から足を運ぶ方もいるので予約が集中しがちです。
自分の検討している裏側矯正クリニックは、予約が取りやすいのかどうかについても事前に確認しておきたいですね。
同じ地域に裏側矯正クリニックの数が多いということは、それだけクリニックごとの競争率も高いことを指しています。
地域に一つしかクリニックがない場合は患者さんが殺到する傾向にありますが、吉祥寺の場合は多くの裏側矯正クリニックがあるのため、比較的患者は各クリニックにバラける傾向があります。
また治療内容だけでなく、設備や院内の様子にも力を入れているクリニックも多いです。他院と差別化を図るために院内設備を充実させ、独自化を目指しているところもあります。
予約が集中して待ち時間が長くなってしまうクリニックもありますが、待ち時間も快適に過ごせるように待合室の過ごしやすさを重視しているところもあるので、各クリニックの公式サイトでぜひチェックしてみてください。
口コミで評価の高いクリニックもたくさんあるので、きっと自分に合ったクリニックが見つかるでしょう。実際に吉祥寺内で、いくつかの歯科医院を渡り歩いて無料カウンセリングを受けている人もいます。
治療内容や口コミ・評判、設備や院内の様子をはじめ、実際の患者さんの口コミも参考にしながら自分にとって最適な歯科クリニックを探すのが良いでしょう。
歯の矯正はやってみたくても「周りから何か言われないかな」というのが一番の不安要素。でも、裏側矯正なら見た目は通常通りのまま治療ができて、虫歯にもなりにくいのは嬉しいわよね♪ 一度歯列が揃えば、治療中でも外からは矯正が完了したかのように見えるから、口元をキレイに見せたい女性にはぴったりの矯正法よ。 ただし、治療には高度な技術が必要不可欠。クリニックを選ぶ際は、矯正に関連した資格を持つ医師がいるところを探すといいわ。 |