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矯正治療にかかる費用相場や料金システム、医療費控除について解説しています。
矯正治療では歯並びの状態やクリニックのシステムによって、費用や支払い形態が変わってきます。東京・吉祥寺エリアにある矯正歯科の費用相場を期間別に分けてみました。
歯の矯正には実際に矯正器具をつける期間(約1~2年)と、後戻りを防ぐための保定期間(約1年)があって、それぞれに費用がかかります。
クリニックによっては歯のクリーニング代がかかることなどもあるので、カウンセリング時に必要な費用をしっかりと確認しておくことが大切です。
クリニックによって、治療費は2種類の支払い方法があります。
メインの矯正装置料を支払った後は、通院するたびに数千円の処置料がかかります。この場合、トータルでいくらかかるかが分かりにくいので、最初に大まかな治療費の目安を聞いておくと安心です。
通院費や保定装置料も料金に含まれているので、原則として追加料金が発生することはありません。
いずれの場合も、歯列矯正には高額の費用がかかります。分割払いを希望する際は、分割回数、金利手数料についても事前に確認しておきましょう。
医療費控除とは、その年に支払った医療費が10万円を越えた場合に一部の金額の所得控除が受けられる制度のこと。歯の矯正は基本的に自費診療となりますが、医療費控除を受けることで一部の税金が戻ってくることがあります。
歯の矯正治療では、担当医が「噛み合わせの悪さなどで機能的な問題があって矯正治療が必要」と判断した場合、控除の対象に。対象となる医療費は、矯正にかかる治療費・治療に必要な医薬品の料金・通院にかかった交通費の3つです。
控除を受ける際は、確定申告の時にかかった治療費を証明する領収書と担当医の診断書が必要になるので、大切に保管しておきましょう。
基本的に審美目的での矯正治療は対象外となりますので、医療控除が受けられるか担当医に確認してみてください。
矯正歯科の治療費の支払い方法には、現金、現金で分割払い、クレジットカード、デンタルローンなどがあります。現金の場合、治療費を現金で一括で支払う方法で、現金で分割払いの場合は、クリニックの方で支払いを分割にしてくれる方法です。
そのため、支払い回数はクリニックによって、異なります。デンタルローンは、金利がかかりますが、最大84回までの分割が可能なため、月々の支払を抑えたい人にとっては有効です。
クリニックによって、支払い方法は異なりますので、事前にしっかり確認しておきましょう。