マウスピース矯正

手軽な歯の矯正法として人気を集めるマウスピース矯正の特徴、メリット、デメリットをまとめました。

マウスピース矯正のメリット&デメリット

マウスピース矯正のメリット

◆周りに気付かれずに矯正できる

透明なプラスチック装置を使うマウスピース矯正は、装着時でも外からほぼ付けているのが分からないのが魅力です。職業柄、ワイヤー装置がNGな人も安心して矯正がはじめられます。

◆ワイヤー矯正より費用が安い

一般的なワイヤー矯正が70〜120万円ほどかかるのに対して、マウスピース矯正は40〜60万円程度で上下全体の歯並びをキレイにできます。

◆歯磨きや食事が通常通りできる

装着の手間はあるもののマウスピースは事や歯磨きのたびに取り外しができるので、通常生活に支障はありません。

◆金属アレルギーの人でも治療可能

プラスチック製のマウスピースを使うため、金属アレルギーの方でも問題なく治療できます。

マウスピース矯正のデメリット

◆取り外しが面倒

マウスピース矯正は、1日20時間以上装着することが条件。寝ている時だけでは時間が足りず、日中もつける必要があります。食事や歯磨きのたびに取り外しの手間がかかったり、マウスピースを置き忘れたりするなど、取り外しの際は周りの目が気になるという声もあります。

◆治療に時間がかかる

歯に装置を固定して行う一般的な矯正法と比べると、マウスピースでは歯を動かせる範囲は少なくなります。そのためより時間がかかったり、結果的に費用が高くなる場合があります。

◆極度に悪い歯並びは改善できない

マウスピース矯正は、奥歯の噛み合わせまでしっかり噛み合うようにできないのが特徴のひとつ。場合によっては奥歯の部分矯正が必要になったり、極度に悪い歯並びや噛み合わせなどに、対応できなかったりする可能性もあります。

◆虫歯のリスクが高い

歯全体を長時間マウスピースで覆うことで洗浄作用のある唾液の流れが悪くなり、虫歯のリスクが高くなります。

「マウスピース矯正では治療できない症例」

マウスピースでの矯正ができない、やったとしても思ったような効果を得られることができないものにはどのような症例があるのでしょうか?

「矯正」と聞くと、歯の前面をワイヤーで固める表側ワイヤーやバレない矯正方法として今、注目を集めている裏の方から歯を固定する裏側矯正をイメージする人も多いでしょう。しかし、最近では目立ちにくく矯正方法としてマウスピースでの矯正を選択する人も多くなってきました。

その理由は症例データの蓄積による精度の上昇やマウスピースに使用される素材の進化などから、ほとんどの症例において、マウスピースでの矯正を行うことが可能となってきているからです。

しかし、マウスピース矯正はワイヤーなどで歯をガッチリ固めるものではなく、歯の移動状況に合わせて徐々に歯を適切な位置に移動させていくもの。つまり、大きな歯の移動を伴う矯正にはあまり向いていないということがいえます。

やろうと思えばできるようですが、それには時間と歯の状態に合わせて何度も作り直さなければならないマウスピースの量も増えてしまいます。必要となるマウスピースの数が増えるということは、それだけ費用も嵩んでしまうということです。

また、重篤な歯周病を患っている人にもマウスピースでの矯正は向いていません。マウスピースでの矯正は基本一日20時間装着しなくてはいけないもの。そのため、矯正の最中に歯周病が悪化して歯が抜け落ちてしまう危険性があるのです。歯周病でマウスピース矯正を行いたい場合は、まず、歯周病を治してから行う必要があるといえるでしょう。

ちなみに、これはできない症例というわけではありませんが、マウスピースの装着時間をきちんと守らないと全く意味をなさないものになってしまいます。使用するマウスピースのメーカーによって装着時間は異なりますが、違和感があるからと外してしまうと、当たり前ですが矯正することはできなくなってしまいます。きちんとした結果を出したいのであれば矯正医の話しをよく聞き、その通りにマウスピースを装着することです。

「マウスピース矯正で保険はきくの?」

マウスピースを使用した歯列矯正に保険がきくのか、どうか。残念ですが、歯を矯正する施術に保険が適用されることはありません。それは、マウスピース矯正や他の矯正器具に対して保険点数が定められていないためです。

保険点数が決まっていないと歯科クリニックは健康保険組合に対して治療費の請求を行うことができません。医療にかかる保険は厚生労働省が認めている病気に対し、定められた器具を使用することで適用されるもの。歯列矯正は疾患として認められていないため、保険が適用されないのです。

ただし、顎変形症など顎の骨の異常により歯列が乱れている場合は別です。顎変形症を治すためには矯正と同時に外科的治療を行わなければなりません。そして、顎変形症は厚生労働省が認めている疾患のひとつ。ですので、保険適用となるのです。

しかし、それは表側矯正で治療を進める時にのみ適用されるもの。つまり、マウスピースや裏側矯正は厚生労働省が定めた器具ではないということです。

さらに、表側矯正を行いながら外科的治療を行う場合は、矯正にも外科的治療にも保険が適用されますが、表側矯正以外の矯正方法を選ぶと外科的治療も保険適用外となるすべて自己負担となるので、どんな方法で矯正するのかを選ぶ際には慎重に行った方がよいといえるでしょう。

「マウスピース矯正はこんな方におすすめ」

マウスピースは透明素材なので近くでよく見ないと装着しているのかどうかの判別は難しいと思われます。ですので、目立つ矯正装置をつけたくないという人におすすめの矯正タイプといえるでしょう。

また、マウスピースを装着した際の違和感に耐えられるかどうかも重要なポイント。表側矯正も裏側矯正も矯正装置を装着するので違和感を感じてしまうことは否めませんが、このふたつは違和感があるからといって自分で取り外すことはできません。

しかし、マウスピースの場合は自分で取り外すことができるので、違和感に耐えられないからと取り外すことが多ければ矯正は思うように進まず、余計時間がかかってしまうことになりかねません。ずっとつけていることで違和感を感じなくなる人がほとんどのようですが、どうしても違和感が拭えないという人は矯正医に相談して別の方法を考えた方がいいかもしれません。

三女・希美よりひとこと

三女・希美のアイコン 見た目を気にする女性からは、透明なマウスピースを使った矯正治療も人気があるみたい。費用も安いから、より気軽な気持ちでトライできそう。
ただし、マウスピースはあくまでも軽度の歯並びの悪さに力を発揮する矯正法。後戻りを防いできちんとキレイな歯並びを作るには、奥歯から歯を動かすワイヤー矯正は必須よ。
見た目が気になる場合は、裏側なら装置が見えないから安心。矯正装置は将来的なことも考えて選ぶのがベストね!

マウスピース矯正の期間

マウスピース矯正にかかる期間は人によって大きく異なります。かなり短期間で完了する方もいれば、長年かかってしまう方もいます。その大きな理由が、一日のうちどれだけの時間、マウスピースを装着していられるかが人によって違うということ。 マウスピース矯正は寝ている間に歯列矯正ができるアイテムとして人気が高まってきましたが、先述したようにしっかりと効果を出すためには一日に20時間以上装着しなければなりません。

確かに寝ている間装着するだけでも徐々に歯は動きますが、長時間装着している人に比べるとどうしても時間がかかってしまいます。 ワイヤーを使った矯正は1年程度で完了する方が多いのですが、マウスピース矯正の場合は3年ほどかかってしまう方も少なくありません。できるだけ治療期間を短くするためにはマウスピースの装着時間を長くするなどの対策をとってみましょう。

マウスピース矯正は違和感ある?

マウスピース矯正の人気が高い理由として挙げられるのが、日中に付けていたとしてもあまり目立たないところにあるでしょう。表側で行うワイヤー矯正は目立つから嫌…という方から選択されることもあります。

ただ、本人は口の中にマウスピースを入れるわけなので、全く違和感がないわけではありません。違和感がなくなるまでの期間は人によって違うものの、なかなか慣れず、どうしても外したくなってしまう方も少なくないようです。 マウスピース矯正は装着している間しか矯正効果が期待できないので、違和感があったからといって外してはいけません。

違和感がどれくらい続くかはかなり個人差が大きいといえるでしょう。その日のうちにほとんど気にならなくなる方もいれば、数日間、数ヶ月間にわたって違和感に悩む方もいます。 また、違和感自体は2~3日程度でなくなったものの、その後しゃべりにくさを感じている方はかなり多いです。 ポイントは、できるだけ一日の装着時間を長くすること。一日のうち数時間程度しか付けないと違和感に慣れにくくなってしまいます。

マウスピース矯正の注意点

マウスピース矯正を行ううえで気をつけなければならないことがいくつかあります。それは、継続して長時間の装着を行わなければ矯正効果がほとんど得られない場合もあるということ。

確かに、一日20時間以上といった時間が定められていますが、具体的にどれくらいの時間装着するかは本人の判断にゆだねられています。しっかり20時間以上装着する方もいれば、邪魔に感じてほんの数時間しか装着しない方もいるでしょう。 なかには数日に1回、数時間程度しか付けない方も…。しかし、このような装着方法では効果がほとんど得られない可能性もあるので気をつけてくださいね。

もし、当初の予定通りに歯が動かなかった場合、新たに歯型をとり直す必要が出てきます。当然ながら時間もお金もかかるので、この点は注意しておきましょう。 それから、すべての歯並びでマウスピース矯正が選択できるわけではありません。というのも、歯の凹凸があまりにも激しい場合、マウスピースでは十分に矯正ができないのです。 この場合は、マウスピース矯正ができる状態になるまでワイヤー矯正を組み合わせて行うこともあります。

ワイヤー矯正でも裏側矯正などを行えばそれほど目立たないので、こちらの方法も検討してみてくださいね。 他に、虫歯のリスクについても押さえておきましょう。マウスピースは歯磨きをする際に取り外せることもあり口内を清潔に保ちやすいものの、何も付けていない時に比べると不衛生な状態になりがちです。

マウスピースで矯正を行っている最中は、できるだけ丁寧な歯磨きを心がけるように注意してみてくださいね。

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